top of page
清水信博

過剰な細分化の弊害


まだ細かくするのか 宇宙から地球を眺めれば、業務フローなどちっぽけなものに映る。 そのちっぽけなものを、もっと細かくして何が得られるのだろう? デザインや企画などクリエイティブな仕事も、宇宙から眺めれば非クリエイティブといってる仕事と大差はない。 ようは、何かしらの仕事が入ってきて、決められた時間内で出ていく。ということでしかない。 中身はそれぞれあったとしても、それは「言い訳」のようなもので、保身であったり、自己顕示であったりするだけのこと。 時間は自己都合であろうと何であろうと待ってはくれない。 これだけが事実。 そうなれば、 余裕は最初で食いつぶすのがいいのか、 途中で食いつぶすのがいいのか、 最後で食いつぶすのがいいのか。 それだけを考えていけばいい。 それを自分たちで考えて答えを出していく。 他人に支配されるのではなく、自分たちで意思決定をしていく。 これこそ、クリエイティブ(創造的)思考であり、仕事はそこから始まっていく。


最新記事

すべて表示

赤字事業、赤字製品

赤字事業、赤字製品は、それが何であれ「見切りをつける」ことが大事である。 よく見受けるのは、創業者が作ったものとか、この会社の存在意義、理念的なものという背景で、赤字事業や赤字製品を続けていることがある。 この対処には、つぎの三つの方法がある。...

収入・コスト・利益

長年の経営分析によると、収入(PQ)、コスト(VQ+F)、利益(G)の年間の傾向値は、ほぼ比例関係を保っている。 つまり、収入が伸びれば、コストはその9割という具合に伸びてきた。 だから利益(G)はいつも収入の1割程度とされてきた。...

プロジェクトは捨てるに限る

プロジェクトにも賞味期限があります。 あれは生鮮食品みたいなものですから。 いつまでも成果が出ないプロジェクトを延々と続けるのは、人も資金も時間も浪費しているだけです。 中小零細企業などでは数ヶ月やって成果が見えないプロジェクトは「筋が悪い」のだからやめるのがいい。...

bottom of page