学問としてのTOC理論よりも、机上で論じるばかりの空論よりも、現場に行って当事者達と具体的な問題を解決する。
それが清水式TOCを学んだ人達に実行してほしいものであり、単なる知識のひとつとして、また目新しい商品のひとつとして、商売道具としてならば、他のTOC団体に再勉強しに行ってください。
私は何よりも「現実の成果」を価値と認めます。
そしてシニア・インストラクターの皆様にはいつも伝えているように、「成果は相手のもの」として彼らが自分でできるようになったら、すぐさまその場から立ち去っていただきたい。
世の中には、本当に困っている会社はいくらでもあります。
どんなに残業しても、頑張っても利益が出ない。
納期遅れで悩んでいる。
そういう会社は「山」ほどもあります。
三国志でも頭の悪い軍師(戦略家)は、戦に勝って長居して殺されます。頭の良いものは、戦に勝ったらすぐ逃げ出します。
「成果は相手のもの」に、ただし「その名誉は、私が認めています」ので、次へと向かう。
そういうスタイルで清水式TOC資格認定者は、進んでいきましょう。
世のため、人の為とは、そういう行動をとるということです。